表1 T/Sパラメータ![]() |
左表1はSICA社が発表しているZ000960のT/Sパラメータです。 これらの数値から計算したバックキャビティ容積は約0.3リットルです。ユニット背面の磁石等の 容積を差し引いても、オリジナルの『A5』より0.26リットル小さくする必要があります。 それは概略11.5cm×8cm×3cmの詰め物の容積に相当しますので、詰め物として、 5.5cm幅×厚さ1.5cmのホワイトパインの板材を8cmの長さに切り、これを4枚使って バックキャビティに詰めることにしました。 |
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[1] 5.5cm×8cm×1.5cmの板材(4枚/片側)を用意 [2] 両面テープを裏に貼り詰めます [3] 3枚目を入れたところ ![]() [4] Z000960ユニットを取付ける [5] 完成 ![]() | |
図1 周波数特性(クリックで拡大)![]() 図2 バックキャビティ容積の違い (クリックで拡大) ![]() 図3 インピーダンス特性 (クリックで拡大) ![]() |
左図1を見ると、概ね500Hz以下はバックロードホーンで周波数特性が決まるので、 Z000960でもAlpair5v2SSに近い低域周波数特性となっています。 音圧レベルは下がりますが30Hz辺りからレスポンスが立ち上がっています。 左図2ではバックキャビティ容積(結合容積)の違いを示しています。 赤い線は何も詰め物をしない(=『A5』オリジナルのまま)場合で、ホーンとの結合状態が 最適で無いため低域の音圧レベルが低くなっています。 しかし面白いことに中高域にわたっても詰め物をした方が音圧レベルが若干上がって います。これはバックキャビティ容積が小さくなると振動板の背圧が高くなるため、 空気を押す力が強くなっているからです。 ではバックキャビティ容積をさらに小さくするとどうなるか? 答えは、中高域の 音圧レベルが低下する、です。バックキャビティ容積には最適値があります。 インフラアコースティックスではユニット毎に最適値を計算しています。 左図3はバックキャビティ容積が最適な場合のインピーダンス特性です。 ユニットのfo付近のインピーダンスのピークの高さが揃っています。 ※ ご質問等がありましたらこちらまで |
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こんな楽しみ方が 上掲の写真は、上左から突板貼り、ブルー塗装、無垢オークバッフル 下左から標準と標準のリアビュー、ラックに収めるように横置き2台設置(横幅45cm高さ13.3cm)、と色々な姿に変えて楽しむことが出来ます。 コンパクトですから手間もそれほど掛かりません。 ※ お問合せはこちら |